いい日

お家で一人で読んでください。

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早稲田大学中南米研究会様、55周年おめでとうございます。今後ますますのご発展をお祈り致しております。


最近、インターンシップなるものに時々行くのですが、まあ何も喋れない。前にも書いた気がするけど、21歳の成人男性が喋れない様は哀れ極まり、慈悲深い人なら100円くらい募金してくれそうだ。そうして集まったお金で俺は啓発本を購入し、それは本棚の肥やしになり、終いには飼い犬に齧られて開かなくなる。啓発本読んで人生変わる人はどんな人生送ってきたんだ。数十万の文字列に自分を左右されたくはない。読書に暇つぶし以上の何かを見出せるのはとても頭が良い人間だけだと思う。


毎回々々思うのは、みんな話すの早すぎる。俺の考えがまとまる前に話し出して、さあ云うぞって時には結論が出ている。嫌になるね。それでいい感じになってるならいいんだけど、大体スゴいことになってる(オリックスインターンで「この企業に対する最善の提案は?」みたいな課題が出たんですが、2グループくらいオリックスバッファローズとコラボすると答えていてとても面白かった)。再考とかしないのん?俺も痛感しているけれど、大学生になってから思考が死んでいる。考えることができない、思いつくことがない。考えなくても怒られないもんね、自由すぎてどんどん不自由になってる。勘弁してくれ。


推測に過ぎないけれど、人間誰しも一度は自身の無教養に絶望するときがあると思う。自分が如何にしょうもないか知る機会に誰もがありつける。そのときが来れば、俺も本を読み漁って映画にハマって美術館の全集を追いかけるようになる気がする。その後はきっと大丈夫。思考を取り戻すのだ。その瞬間までおやすみ!!!


昨今の教養最強理論マジで死に絶えた方がいい。